チーム選びはとても重要ですよね。最悪は移籍することも全然有りですが、極力は決めたところで最後までやり遂げたいですよね。
少しでもチーム選びがうまくいくヒントになるように、中学生のシニアに所属している息子を持つ親父として、自分の経験、周りに聞いた内容などから、チーム選びの際のポイントをお伝えします!!
チーム選びのポイント
硬式ボールを使用して野球をやる!!っという意味ではシニアもボーイズも同じです。プレイスタイルや練習内容、育成の方針などは、シニア、ボーイズというくくりではなく、あくまでチームによるものと思って頂いて問題ないと思います。
◆中学硬式野球 シニアとボーイズの違いについて ← 関連詳細記事リンク
当番や手伝いに関しても、あくまでチームによります。一番の差は、出場する大会や大会数が異なるところでしょうか(チームによっても異なります)。
その為、シニア、ボーイズでチームを決めるよりは、純粋にチームを見て決めるのが良いのでは???と思います。その際に失敗や後悔しない為の重要なポイントは下記の通りとなります!!
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通えるチームか?(自力、親の送り迎え)
私は、子供一人でも通えるところを中心に考えました。でも理想のチームが親の協力が必要な距離にあるのであれば親が覚悟を決めて通わせるのは全然有りと思います。結局私は自転車で通えるところに息子を入れました。
親の送り迎えが必要なチームでの注意する点は、土日なら親も休みの方が多いと思いますが、平日練習があるチームは平日も送迎が必要だということです。
チームメートの親と協力するなど、方法は色々あると思いますが、気を付ける必要がある点です!!
平日練習があるか?
ガッツリ練習して実力をつけたいと考えてる方にとっては、平日練習の有無は重要な項目だと思います。学校の部活動は毎日あるのに、クラブチームは土日だけだと、平日は自分で練習しないといけなくなりますよね!!
逆に土日祝日だけで十分で、平日は塾や学習にあてるという考えもあるかもしれません。
ちなみに自分の息子のチームは、コロナ禍で中止になって以降、現在も無くなってしまいましたので、とても残念です。チームを選ぶ際は、しっかりと確認してみてください。
歴史のあるチームか?(実績等)
やはり歴史(伝統)があるチームは、チーム方針、指導者(スタッフ)が明確で、ぶれることが少ないと思います。ただ、悪しき風習が伝統になっているチームもあるかもしれません。指導者の指導方法等が現代じゃありえないようなやり方かも知れません。しっかりと確認してください。
良い意味で歴史と伝統があるチームで、チーム、スタッフの方針も一貫性があるチームだと、親子共々、信じて頑張っていけばよいだけなのでいいと思います!!
残念な例としては、チーム内の様々なトラブルで、監督やスタッフが頻繁に変わり、指導方針も一貫性がなく、行き当たりばったりの指導になってしまう例です。
失敗を叱責するだけでなく、しっかりと『正しい指導』をしてくれるチームが理想ですよね。そのヒントが歴史のあるチームかもしれません。結構、元プロ野球選手がいるチームも多いですよね!!
ただ、バタバタしているチームでも元プロ野球選手がいるチームもあるようです。元プロ野球選手がいるというだけで選ぶのは安直ですので、しっかりと確認して下さいね!!
組織がしっかりしているか?
指導部、父母会、チームによって組織は様々ですが、父母にとって、規律が厳しいなと思うくらいが良いチームかも知れません。
悪い事例を紹介します。組織がしっかりとしていないこのチームは、母当番はありますが、父当番がありません。ありませんが、父達で話し合って、オープン戦(練習試合)の時の審判、スコアラー、設備、備品等のメンテナンス等を行う人を決めないといけません。これが、人数の少ないチームだと、チームに来れる父の負担がとてもとても大きくなります。仕事でいけない等、何だかんだの理由でずっと来ない人はきません。この辺を父母会で当番にするのか、来れる人が来れる範囲でやるのか、運営方法を決める必要があるのです。
しっかりと事務局、父母会の組織がしっかりしていれば、特定の人だけに負担がいくことは減ると思います。そのかわり規律が厳しい分大変な部分はありますが(笑)
当番等親の手伝いはどうか?
当番の内容、頻度はチームによって異なると思いますので要確認ですね!!
気を付けた方が良い点は、平日練習にも当番があるチームがあります。どうしても平日無理な場合は、土日に変えてもらう等の調整はきくチームがあるようです。(さすがにほとんどそうと思いますが。)
もう1点は、小さいお子さん(弟、妹)がいる家庭です。私の知ってるチームのほとんどが、当番の時は小さい子の同伴は不可です。当然といえば当然ですよね!!試合の時に連れてくるのも不可のチームもあります!!
ただ、チームによっては、自己責任(ボールが当たる等)ではありますが、同伴OKのチームもあります!実は、私の息子のチームが同伴OKとなっており、助かっています。小さいお子さんがいる家庭の場合は確認してみてはいかがでしょうか??
部費はいくらか?
毎月の月謝もチームによってピンキリなようです!!お金の事ですので大事ですよね!!息子が所属しているシニアは、ジャスト1万円です!!
気を付ける点としては、毎月の月謝とは別で、遠征費の徴収があったり、もしくは月謝に含まれていたりなど様々です。
また、強いチームであればあるほど、バンバン遠征が増えて遠征費もかかると思います!!
持ちグランドがあるか?
自チームのグランドを持っているのは強みです。
グランドが無く、毎週遠征のチームもあります。
練習はできるけども試合はできないグランドを持っているところもあります。
グランドの有無はとても重要な項目ですね!!
進路のパイプはあるか?
クラブチームに入る一番の理由が高校へのパイプ!!と言っても過言ではないでしょうか!!
部活動より確かな技術を指導してもらいたい。硬式球になれておきたい。等、クラブチームに入る理由は様々だと思います。
究極はあくまでも中学野球は通過点と考えて、高校野球にどう繋げていくかが重要では無いでしょうか。チームによって自分がいきたい高校とパイプがあったり、無かったりするので、卒団生の進路等を確認してみるのが良いと思います。
注意点としては、最近は、学力が無いと入れない高校が増えているとのことです。当然チームによりますが、甲子園に出るような強豪校でもそうみたいです。野球だけ突き抜けていくか、それが無理ならやはり中学生の本業の学業もしっかりと行わないとですね(笑)
雨天時に練習があるか?
平日練習と同じで、ガッツリ練習したい人は、雨天時の練習をどうしているか重要な項目ですよね。
意外?にも雨天時は練習休みになるチームも多々あります。
平日練習が無いチームで、土日雨で休みになると、だいぶ長い間間隔が空きますよね!
中3の引退後(最後の大会後)の指導があるか?
意外に盲点です!!チームによっては、最後の大会終了後には、自由参加で、在部生の練習に参加させてもらうだけでちょっとしか練習できないところもあります。
逆にしっかりとプログラムが組まれて中学卒業するまでしっかりと指導を受けられるチームもあります。
中学野球はあくまで高校野球への通過点に過ぎません。
引退後から中学卒業までの間をどう過ごすかで差が開くのは当然ですよね!!
経験則からお伝えしたい後悔しない為のポイント!!
体験会にたくさんいってください
やっぱり実際に足を運んで雰囲気を確認するのが一番だと思います。その時は、特に父兄に、聞き辛い部分もあると思いますが、大変なところをしっかりと聞くことがいいと思います。
基本的には良い部分が説明のメインとなる場合が多いからです!!
一番おすすめするのは、体験会だけでなく、通常練習を見学させてもらうことです!体験会はあくまで体験会ですので、通常練習がそのチームの普段の姿だからです!!是非お願いしてみてください!!
先輩や知り合いがいるチーム
結局は、先輩が所属しているチームが一番失敗が少ない選択になると考えます。自分が所属していた少年野球チームから、毎年のように入る中学のクラブチームがあるのであれば、間違いなくそこが選択肢の上位になると思います。理由は下記です。
- 歴代入っているということは自分達もそのチームから来たということで新参者感が減る
- 実際に先輩及び先輩の親御さんがいるので、入部後も安心。入部する前の情報も聞けますし。
- 歴代入っているという先輩を参考に、その先(高校)までイメージしやすい
実は、私どもは、所属していた少年野球チームからは歴代誰も入部していないシニアに入りました。
結果としては、正直、入る前のイメージと入った後に分かった内情が違いすぎて、ショックを覚え、中学2年の初期までは、転部まで真剣に考えました。それでも子供本人は、仲間と最後までやりたいと一生懸命そのチームで頑張っているので、腹をくくって親子共々頑張っています。
そこで思ったのが、やはり歴代先輩が入っているチームが安全だなっと思いました!!
身の丈にあったチームがよいかも
本人の実力に対して、チームのレベルがどうか??がとても重要だと思います。基本的には下記で悩むケースが多いと思います。
私の息子はどちらかというと1.のチームに入りました。実力がある訳ではなく、人数も少ないので試合に出れているかもです(笑)
息子の友達には、2.に入った子もいます。やはり、2.のようなチームは指導がしっかりとしているところが多く、最悪試合に出れなくても、指導を受けたいという思いで入ったようです。その考えも有りだなと思いました。しかもそういうチームの方が高校へのパイプも豊富です。
問題は子供自身のモチベーションが保てるかになると思いますね。
まとめ
ここまで読んで頂いてありがとうございます。下記に関連記事のリンクも貼りますので、是非ご覧になって下さい!!
◆中学硬式野球のクラブチームに関する関連記事!!
◆平日練習で使用している野球関連道具!!
◆平日親子で実施している自主練習関連!!
◆野球の考え方(打撃、守備、投球、バント、考え方等)
高校野球、さらにはプロ野球まで目指すのであれば、中学の野球チームはとても重要といえます。
家庭、その子によって正解は様々ですので、しっかりと考えて、しっかりと確認して決めて頂けたらと思います。
でも、結局は中学野球なんて通過点です。過去に高校から本格的に野球を始めて甲子園に出た子も知っています。いつ急成長するかは分かりません。
そのため、矛盾する発言かも知れませんが、中学野球で野球人生が決まる訳ではないので、考え過ぎない事も重要かも知れませんね!!
なんで野球しているのか?野球が好きだからなはずです!!一番最悪なのは野球が嫌いになってしまうことです!!そこだけは決して気を付けなければなりませんね!!
皆さんが良いチームと出会えますよう願っております!!
ではまたっ!!
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